- | 次の10件

【25%の危機】(中)新たな負担 いまだ“藪の中”(産経新聞)

 政府が昨年末に発表しようとして、結局は“お蔵入り”となった資料がある。

 家計の負担はどうなるのか−。「2020年の温室効果ガス排出量を1990年比で25%削減する」という鳩山政権の目標を達成した場合の試算で、複数の研究機関や専門家の分析を基に作成された。産経新聞が入手したその資料には、こんな記述がある。

 「実質可処分所得は、どの分析結果でも現状より増加する」

 資料に添付された表をみると、2007年の実質可処分所得は平均483万円。それが20年には497万〜531万円に伸びている。温暖化対策を行わなかった場合は20年に550万〜591万円。対策を行った方が金額は少ないが、所得が増えることだけは同じだ。

 25%削減は国民生活に重大な影響を及ぼす懸念があるが、政府は国民負担の試算を明確にしていない。そんな中で、家計の所得が増えるという試算には、大きな魅力がある。

 だが、公表しようとすると、分析した研究機関だけでなく、政府内からも公表への慎重論が相次いだ。

 「『負担はない』という誤ったメッセージになっている」「詭弁(きべん)だ」…。

 資料は封印された。

 ■お蔵入りの資料

 鳩山政権が掲げる主な温暖化対策は、企業や個人の大きな負担を強いる。

 例えば二酸化炭素(CO2)を排出する石油や石炭などにかかる「地球温暖化対策税」(環境税)や、CO2排出が一定の枠を超えた企業に資金拠出を求める「排出量取引制度」。太陽光など再生可能エネルギーで作った電気を電力会社に買い取らせる「固定価格買取制度」もそうだ。

 ただ、年2兆円の環境省案が示された環境税は、政府税制調査会がこれから検討を本格化させるところ。固定価格買取制度は、経済産業省が議論を始めたばかりだ。

 環境関連政策では、エコカー減税やエコポイント制度などの家計支援策が先行するが、新たな負担がどんどん加わる懸念は払拭(ふっしょく)できない。

 ■恣意的な試算も

 一方、負担に敏感な産業界は、独自のシミュレーションを始めている。環境税創設に伴う電力業界の負担は年4300億円で、排出量取引制度では約5千億〜1兆円。固定価格買取制度の費用は1兆3千億円−。

 電気事業連合会は20年時点での業界への影響をこう試算した。出力が不安定な再生可能エネルギーを大量導入したときに備える送電網の増強には、7兆円もの巨額投資が必要だという。

 電事連は、環境税などの制度設計は「国民全員が公平に負担する制度にすることが重要だ」と訴える。それは電気料金の引き上げを意味し、企業にとっても大幅なコスト増となる。

 そのときどうなるか。エネルギーをたくさん使う素材メーカーなどは人員削減などのリストラが迫られるだろうし、規制の緩やかな途上国などに生産拠点を移し、産業の空洞化が加速する可能性もある。これに対し政府は、太陽電池の生産拡大などを例に挙げ、産業活性化や雇用創出といったプラス効果を主張する。

 小沢鋭仁環境相は、温暖化対策が経済に与える影響について「鳩山政権がやりたいことを本当に応援してくれる」ようなメンバーで再試算すると言うが、日程も人選も固まっていない。

 政府に可処分所得の分析結果を提出した慶応大の野村浩二准教授は「コストとメリットを体系的に考えず、都合のよいものを積み上げていくのは特殊な議論だ。絵に描いたもちになりかねない」と語る。試算が恣意的に行われる懸念は消えない。

【関連記事】
排出量取引制度を来年中に導入 政府検討
産業9団体、温暖化対策基本法案へ反対表明
小沢環境相 温室効果ガス削減の行程表に「エネルギー基本計画」を反映 
温暖化法、環境税など盛り込みは「無理」 直嶋経産相
国民の8割反対 早急な温暖化対策法取りまとめに疑問の声

<新潟市美術館>かびの次は虫、展示室でクモなど大発生(毎日新聞)
梅、桃、桜…美の競演 「いけばな女性作家展」始まる(産経新聞)
“極道”振り込め詐欺相次ぐ 「スーツ汚れた。クリーニング代払え」(産経新聞)
<津波警報>レベルダウン迅速化に言及 中井担当相(毎日新聞)
首相動静(2月27日)(時事通信)

<交番で爆発>天然ガス、排水管伝い充満か 千葉・大多喜町(毎日新聞)

 5日午前0時15分ごろ、千葉県大多喜町猿稲の県警勝浦署大多喜幹部交番内にある男子トイレで、当直勤務中の男性警部補(51)がライターの火をつけたところ、突然爆発した。この爆発で警部補は顔や両手に軽いやけどを負い、病院に運ばれ、トイレの天井約7平方メートルが熱風で溶けた。

 同署によると、現場に爆発物などはなかった。「ボン」という爆発音を聞いて駆けつけた別の警官が、トイレ床面にある排水口から高さ約1.5メートルの火柱が上がっているのを見た。地中の天然ガスが排水管を伝ってトイレ内に充満し、引火したとみて、ガスの流入経路を調べている。

 大多喜町は房総半島の中央にあり、1891(明治24)年、日本で初めて天然ガスの井戸が掘削され、「天然ガス発祥の地」として知られる。県によると、房総半島は日本最大規模の水溶性天然ガス田「南関東ガス田」の中心に位置し、天然ガスの年間産出量は全国2位の約4億6322万立方メートル(08年)。同ガス田を開発する関東天然瓦斯開発(東京都)によると、成分は99%がメタンで無臭。

 房総半島では88年以降、土中の天然ガスが原因とみられる爆発事故が相次ぐ。04年7月、九十九里町の「九十九里いわし博物館」で天然ガスが爆発し、職員2人が死傷。91年11月には茂原市内の東電社員寮で配管点検口を開けた女性がライターの火をつけたところ爆発して顔にやけどを負った。同市立茂原中でも88年4月、校舎の一室でスイッチを入れた際の火花で爆発が起きたが、けが人はなかった。【倉田陶子】

<さいたま市立病院>院内? 8人CD菌感染1人死亡(毎日新聞)
船形山遭難事故 男女3人が自力下山(産経新聞)
国公立大2次試験 前期日程、東海地方でも始まる(毎日新聞)
政治とカネで与野党「協議機関」に各党前向き(産経新聞)
【Web】「最後のメール」送るサービス(産経新聞)

<ニュートリノ>295キロ離れた所で検出に成功(毎日新聞)

 高エネルギー加速器研究機構(KEK)や東京大宇宙線研究所など国内外の研究者で組織する「T2K実験グループ」は25日、茨城県東海村で人工的に作られた素粒子「ニュートリノ」を約295キロ離れた岐阜県飛騨市で検出することに初めて成功したと発表した。

 ニュートリノは物質を構成する最小単位、素粒子の一種。詳しい性質が未解明で、人工的にニュートリノを発生させ、遠くに飛ばしてその振る舞いを検出する実験が各国で行われている。

 今回は、昨年4月にニュートリノ発生に成功した東海村の大強度陽子加速器施設「J−PARC」から、飛騨市の検出器「スーパーカミオカンデ」に向けてニュートリノを発射。24日午前6時、スーパーカミオカンデ側で検出が確認された。今後、発射を増やし、研究を進展させる。【奥野敦史】

【関連ニュース】
LHC:実験の講演会を開催−−11日・東大で

原中氏が選対事務所開き―日医会長選(医療介護CBニュース)
フジヤマ (模型メーカー)
マフィア
首相動静(2月24日)(時事通信)
東京入管元職員、収賄認める=在留手続き汚職−東京地裁(時事通信)

<難民認定>申請者過去2番目の1388人 ミャンマー4割(毎日新聞)

 法務省入国管理局は26日、09年に日本政府に難民認定を申請した人は過去最多だった前年より211人減ったものの1388人に上ったと発表した。前年に続き過去2番目に多かった。国籍別ではミャンマーが568人で約4割。スリランカが234人で前年の倍以上に増えた。

 申請に対して難民と認定したのは30人。また、難民認定はしなかったが人道的な配慮で在留を特別に認めた人は501人で、難民認定者と合わせると531人となり過去最多だった。国籍別ではミャンマーが478人で約9割を占めた。

【関連ニュース】
名古屋地検:難民申請のルワンダ人、起訴猶予に
質問なるほドリ:難民の第三国定住って?=回答・花岡洋二
難民申請ルワンダ人拘置問題:男性を起訴猶予に−−名古屋地検
第三国定住:「ニッポン」にためらい ミャンマー難民面接、米希望多く
難民申請ルワンダ人拘置問題:名古屋入管、男性を釈放

外交文書公開で第三者機関=「原則開示」を徹底−外相(時事通信)
元和歌山市長の実刑確定へ=収賄・背任事件−最高裁(時事通信)
強盗致傷を窃盗と傷害=適用罪名変更、裁判員判決−さいたま地裁(時事通信)
<石川知事選>現職、新人の4人が立候補(毎日新聞)
<鉄道マニア>線路内立ち入りで大阪府警が実況見分(毎日新聞)

空自千歳基地でF15の20ミリ訓練弾破裂(読売新聞)

 23日午前9時35分頃、北海道千歳市の航空自衛隊千歳基地の弾薬作業所で、F15戦闘機用の20ミリ訓練弾を保管する作業中、訓練弾(長さ約17センチ)1発が破裂、男性3曹(23)の右手に弾の破片が突き刺さり軽傷を負った。

 空自によると、3曹は、戦闘機用の装てん装置から抜き取った訓練弾を100発ずつ木箱に入れ、積み上げる作業中で、積みあげて2、3秒後、箱の中で1発が破裂したという。空自は、箱を積んだ際の衝撃か静電気が原因とみて調べている。

 事故があったのは、訓練弾や実弾を詰め替えたり、空対空ミサイルなどを組み立てたりする作業所。事故当時は多数の弾薬があったが、ほかの弾薬に誘爆することはなく、周辺民有地にも影響がなかった。

 同基地第2航空団広報室は「原因究明を急ぎ、再発防止に努めたい」としている。

ホッキョクグマ さよならママ 双子の送別会(毎日新聞)
<津波>足止めフェリー、未明に220人下船 八戸と苫小牧(毎日新聞)
小林氏の選対事務所維持費、北教組が「丸抱え」(読売新聞)
築地移転「時間多くない」 知事、新市場に改めて意欲 都議会開会(産経新聞)
シー・シェパード妨害 第2昭南丸、横浜で見分へ 侵入船長、傷害容疑も視野(産経新聞)

弁護士の7億円脱税容疑、債務返済免れる目的か(読売新聞)

 不動産売買を巡る所得税法違反事件で、逮捕された弁護士・小谷平容疑者(67)が、バブル崩壊後、実質的に経営する不動産会社が廃業したことから個人でも多額の債務を抱えていたことがわかった。

 東京地検特捜部は、その後も不動産の転売で利益を上げていた小谷容疑者が、債権者への返済を免れるため、赤字会社を使った脱税に走った疑いがあるとみている。

 関係者によると、小谷容疑者は、1978年に名古屋市で設立された不動産会社「志摩」を実質的に経営。不動産取引に乗り出したが、バブル崩壊で業績が悪化し、99年、同社は宅地建物取引業を廃業した。同社はピーク時で銀行などから計約3000億円を借り入れており、銀行などの債権は整理回収機構に引き継がれた。小谷容疑者は、同社の借り入れの際に連帯保証をしており、多額の債務を抱える結果となった。

 2000年頃から小谷容疑者は、親族や知人を役員に就けた会社を使って資金を調達し、中古ビルをリフォームして転売する取引を展開。約50億円の利益を上げた。これらの取引は、小谷容疑者が実質的に支配しているとされる約50もの会社が関与して行われており、その多くは、売買契約や不動産登記に使うためのダミー会社だったという。実際に利益を得たり、代金を払ったりしているのは、元妻で公認会計士の小谷万里子容疑者(59)が役員を務める「錦町商会」(東京)など6社だった。

 これらの会社間で資金の貸し借りをしており、小谷容疑者は、支払利息によって赤字を装うなどして、約7億6900万円を脱税した疑いが持たれている。

被害相談の女性にわいせつ行為、警部補逮捕(読売新聞)
<雑記帳>紅白ガニ「めでたい」と水族館の人気者に(毎日新聞)
自動車用電線でカルテルか 公取委が業界数社20数カ所を立ち入り検査 (産経新聞)
労組の違法献金「許されぬ」=鳩山首相(時事通信)
普天間移設で首相「ベターでなく、ベスト探す」(読売新聞)

FXうたい出資金、十数億円か=元投資会社社長逮捕−滋賀県警(時事通信)

 外国為替証拠金取引(FX)での運用をうたい、無登録で多額の出資金を集めたとして、滋賀県警生活環境課などは19日までに、金融商品取引法違反(無登録営業)の疑いで、元投資会社社長草野久美子容疑者(60)=東京都品川区東品川=を逮捕した。同課によると、容疑を認めているという。
 同課によると、草野容疑者は「必ず毎月5%の配当を保証する」などと勧誘し、16都府県の約160人から十数億円を集めていたという。大半は運用していなかったとみて、詐欺容疑の適用も視野に捜査を進める。 

【関連ニュース】
無登録でモンゴル投資募る=100人から5億円超集金か
振り込めグループ6人逮捕=46都道府県、400人被害か
「パチンコ必勝法教える」と詐欺容疑=全国で被害5000万円か
元秘書逮捕「大変遺憾」=みんな・山内氏
山内衆院議員の元秘書逮捕=支援者から3000万円詐取容疑

<長谷川等伯>特別展23日開幕 東京国立博物館で(毎日新聞)
首相、名護市長と会談(時事通信)
3人死亡の火事で無罪=放火で起訴の男性−大阪地裁(時事通信)
<普天間移設>名護市長、「シュワブ陸上拒否」(毎日新聞)
ゲーセンで500万円強奪 東京・練馬(産経新聞)

紆余曲折の「もんじゅ」をめぐる経過(産経新聞)

 もんじゅは、ウラン資源を従来の数十倍有効に利用できる技術の確立を目指す研究用の原子力発電所。だが、平成7年12月に配管から2次系のナトリウムが漏れる事故があり、施設内で火災が発生した。負傷者や放射能漏れはなかったが、事業主体の動力炉・核燃料開発事業団(現日本原子力研究開発機構)による報告遅れやビデオテープ改竄(かいざん)が発覚。対応が批判され、運転再開の遅れにつながった。

 17年、改造工事について福井県知事の了解を得て、ようやく運転再開に向けて動き出した。その後、経済産業省原子力安全・保安院が安全性の確認を進め、今月10日に運転再開を容認。原子力機構は3月までの再開を目指している。

【関連記事】
「高速増殖炉開発は重要」原子力機構・柳澤氏が関西プレスクラブで講演
原子力機構、もんじゅ起動前点検を公開
もんじゅ再開前、最後の保安検査始まる 福井・敦賀市
福井・敦賀市が地方交付税交付団体に 原発関連税収減で22年ぶり
もんじゅ冷却設備作動せず 運転再開前の機能試験でトラブル

<学校事故>埼玉で児童13人搬送 一酸化炭素中毒の症状(毎日新聞)
1等陸佐発言「首相をやゆ」=政府答弁書(時事通信)
調理実習中に小5女児やけど=ガスコンロから引火−大阪(時事通信)
「火消し役、終えた」漢字検定協会の鬼追理事長が退任へ(産経新聞)
ショートトラック吉沢、メダル取ったら「ふぐ一生タダ」…とらふぐ亭社長が約束(スポーツ報知)

「お家芸復活、素晴らしい」=メダル獲得で鳩山首相(時事通信)

 鳩山由紀夫首相は16日夕、バンクーバー冬季五輪スピードスケート男子500メートルで長島圭一郎選手が銀メダル、加藤条治選手が銅メダルを獲得したことについて、首相官邸で記者団に「日本のお家芸復活で、素晴らしい。やはりメダルを取ってくれると、日本人のみんなが気分が高揚する」と述べた。
 首相は「これからもまだ(競技が)いろいろあるから、選手の皆さんに大いに期待している」と強調。「注目している競技は」との問い掛けには、「やっぱりフィギュア(スケート)は関心あります」と語った。
 平野博文官房長官は記者会見で「大変喜ばしい。心から祝福を申し上げたい」と述べた。 

【関連ニュース】
【特集】話題騒然 ファーストレディー
〔写真特集〕美人すぎる市議 藤川ゆり
〔写真特集〕華麗なる仏大統領夫人 カーラ・ブルーニ
パレスチナ支援で日本と協力=能力開発分野中心に
支持率下落、政治とカネ影響=「民主らしさ」で回復期す

【党首討論】実母資金提供「誠に申し訳ない」と首相謝罪(産経新聞)
失業保険の給付期間2倍に=元派遣社員の請求認める−労働保険審査会(時事通信)
<自民党>衆院すべて審議欠席 支援候補の当選、追い風に(毎日新聞)
立ち退き求められ自殺か=80代姉妹? 民家庭に焼死体−大阪(時事通信)
茶髪、ピアスなど禁止令 日本水連決定に異論相次ぐ(J-CASTニュース)
- | 次の10件

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。